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北見小児科医師が書いた子育てアドバイス

子どもの気になる病気その⑧ 百日咳(3)

百日咳への対応

乳児期に接種したワクチンの抗体価は、月齢6〜11か月では90%に達していますが、徐々に低下し5歳くらいになると30%以下まで落ちてしまいます。2019年の百日咳の発生状況をみても、その中央年齢は10歳でした。現在も増え続けている百日咳の対応策として、以下のことが検討されています(表1)

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現在の4種混合ワクチン(DPTIPV:ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)の接種スケジュールは、2歳までの4回接種で終了となっていますが、これにもう1回、3種混合ワクチンの形で追加しようというものです。その時期は、

①現在、11歳(小学6年生)で接種される2種混合ワクチン(DT:ジフテリア、破傷風)を、3種混合ワクチン(DPT:ジフテリア、百日咳、破傷風)に変更。

②抗体価が低下し高い感染リスクがある5〜6歳の就学前の児への対応として、就学前のMRワクチン(はしか、風疹)に加え、DPTワクチンを接種する。(小児科学会が推奨)

早急の対策として①の案が有力であり、近い将来実現するものと思われます。
参考までに諸外国の百日咳含有ワクチン接種スケジュールを表2に示します。
諸外国では主に思春期世代へのワクチン接種は、ジフテリアと百日咳の抗原量を少なくしたDPTワクチン(Tdap)が使用されています。

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