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北見小児科医師が書いた子育てアドバイス

乳児用液体ミルク(その②)

液体ミルクの利点


①そのまま使用可能
②濃度が正確
③1年間常温で保存
④乳嘴と哺乳瓶を洗浄、消毒する必要がない

「粉をお湯で溶かして冷やす」必要がない液体ミルクは、次のような様々な場面で 役立ちそうです。
【1】育児負担を軽減(母親の体調不良時、夜中の授乳など)
【2】旅行、外出時に便利
【3】預けるときに安心
【4】災害時のために・・・災害時、液体ミルクは赤ちゃんの命を救います。
【5】海外からの旅行者のためにも

心配なこと


【1】保存期間が短い
粉ミルクの保存期間は、缶を開封した場合1ヵ月、それに比べて液体ミルクは開封後 冷蔵保存して48時間と短くなります。未開封であれば常温で1年間大丈夫ですが。
【2】価格
粉ミルクと比較して割り高です。海外では1本100~150円で売られていますが、 粉ミルク大体4倍くらいになります。海外製品が日本で販売された場合どれくらいの 値段になるのか未定です。さて国内品の価格は?
【3】色が褐色っぽくなることがありますが、成分に問題はなく、味も変わりません。

海外製品の市販に半年、国内品の流通に2年

液体ミルクは、すぐにそのまま使用できるのでとくに外出時、災害時などの利用に 適しています。日本でも粉ミルク、液体ミルクどちらも使用する側の希望に応じて 選択できるよう1日も早く利用できるようになることが望まれます。

今回の法律の改正によって、国内メーカーの製造が可能になりました。しかし、 日本乳業協会によると、製造ラインの整備、品質検査などのため、市販には 今後2年くらいの時間がかかりそうです。また海外で既に売られている液体ミルク が、国内のドラッグストアーやスーパーの店頭に並ぶようになるのに、半年 くらいかかるものと予測しています。

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