以前から欧米と比較して、日本の小児におけるワクチン行政は20年の遅れがあると言われていました。 しかしこの数年でいろいろなワクチンの定期接種化が進み、日本と欧米とのワクチンギャップはだいぶ解消されてきています。
現在の公的ワクチン実施状況を表に示します。今後、日本でもおたふくかぜとロタウイルスワクチンの定期接種がいつ頃 実現するのか、また他のワクチンについて、残された課題、今後の展望などについて、次回説明していきます。